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公開講座のご案内 2020年3月14日(土)

みんなの老年学研究会では、3月14日(土)に桜美林大学四谷キャンパス1Fホールにて公開講座として「死の授業」を開催します。

ちょうど1年前の同じ頃、柴田先生に「 長寿の『嘘』と『罠 」というテーマでご講演をいただき、大好評を博しましたが、続く第2回目の公開講座となる今回のテーマは「『死』の授業」です。

終末期に寄り添い、家族の物語をつむぐために奔走する介護保険外サービスの訪問看護ステーション「かなえるナース」代表の前田和哉さんを講師にお招きし、終末期の心と身体の看護、そして”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程についてお話しいただきます。

昨年は「人生会議」のポスターが物議をかもし、おかげで、終末期について思いをめぐらせた方もいらっしゃるかもしれません。

ACPとか、人生会議とか言うけれど、終末期と「死」に寄り添ってみて、はじめてわかることがあります。でも、そもそも、終末期って、いつから始まるのでしょう?人の最期の最期にも、まだまだ選択肢があることも、体験してみないと、話を聞いてみないと、わからないことがたくさんあると実感していただけるはずです。

終末期や看取りに関する仕事や研究をなさってる方はもちろん、そうでない方も、自分の事ととして、親の事ととして、仕事で支援している高齢者の方々の事として、ぜひ、お話を聞きにいらしてください!

▼お申込みはこちらをクリック▼

よろしくお願い申し上げます。


公開講座概要

日時:2020年3月14日(土)13:30~16:00(開場13時)

場所:桜美林大学四谷キャンパス 1Fホール

最期まで、一人ひとりが”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程に寄り添う看護師だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。プログラム2では、「死」の授業を受けたフロアの意見や疑問とキャッチボールしながら、老年学の立場から終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。

<プログラム1>終末期に寄り添う看護師が語る! 「死」の授業

講師:前田 和哉氏(看護師・保健師/かなえるナース 代表)
聖隷浜松病院のICUに勤務し、多くの生と死を現場で経験。”生きる人”と”生かされる人”の現実を日々体験した後に、訪問看護の世界に移行。「医療+介護ケア」の重要性を確認し、現在は公的介護保険外サービスの訪問看護として、終末期の人々の希望をかなえるサービスに挑戦中。

  • 医療機関で迎える多くの人の「死」
  • 終末期の心と身体の看護とは
  • 多くの人が知らない、たくさんの選択肢
  • 安楽死 と 尊厳死 と 平穏死
  • 選んでほしいのは、満足死

最期まで、一人ひとりが、“自分らしく” 満足して生き、死を迎える過程に 寄り添う 看護師 だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。

<プログラム2>パネルディスカッション 
老年学と多死時代の選択

「死」の授業を受けたフロア の意見や疑問 とキャッチボールしながら、 5 人のパネラーを交えて 終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。

パネリスト(予定):
柴田博先生(桜美林大学名誉教授)
渡辺修一郎先生(桜美林大学大学院老年学研究科教授)
吉澤明孝先生(要町ホームケアクリニック院長)
前田和哉氏(介護保険外サービス訪問看護ステーションかなえるナース代表)
島影真奈美氏(「子育てとばして介護かよ」著者)

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は研究会MLで行っています。参加ご希望の方はお問い合わせフォームにご入力のうえ、お申込みください。

ご案内PDFダウンロードはこちらをクリック

研究会のご案内 2019年7月20日(土)

日時:2019年7月20日(土)14:00~16:00

場所:桜美林大学四谷キャンパス

テーマ:主観的健康感と主観的幸福感の再確認

老いの不安に負けず、自分らしくいつまでも生き切るために不可欠な高齢期の心理的概念が「主観的健康感と主観的幸福感」ではないでしょうか。
謙虚でありながら、自分の人生を肯定でき、家族でも、ご近所でも、仕事を通じてつながる顧客や関係者でも、誰かしらこれからもまだまだ幸せにしたいと思っている人。
そんな人が「主観的健康感と主観的幸福感」が高いのではないかと、近頃漠然と感じています。

柴田博先生に、「主観的健康感と主観的幸福感」について、ご講義をいただく予定です。先生の深くて、そして目からウロコの鋭いご講義を聞いた後、参加者でフリートーキングを行いたいと思います。

初めてこの概念に触れる方はもちろん、老年学に造詣があり、知っているつもりの方も、柴田先生のご講義からは、また必ず違う気づきと理解が生まれるはずです。

皆様のご参加をお待ちしております。

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は、研究会メーリングリストで行っています。研究会およびメーリングリストに参加ご希望の方は参加申込フォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。

第13回「みんなの老年学研究会」開催報告(2019年5月28日)

平日夜間の開催でしたが、多くの方にご参加いただきました。初めてのご参加も4名!ご興味をお持ちいただき、感謝申し上げます。

今回は、柴田先生のご講義(20分程度の超速レクチャー)と、初めての試みのワークショップ形式で行いました。

ワークショップでは、自己紹介から始まり、3つのお題で意見を出しあい、各班の発表者が全員に共有するという流れ。最後は、柴田先生、渡辺先生にも応用老年学の見地からのご解説をいただき、とても実りある研究会になりました。

今回、アンケート&プロフィールということで、各人1枚書いていただきました。その内容は、HP掲載の許諾を得て、別途ご紹介します。

研究会のご案内 2019年5月28日(火)

研究会のご案内 2019年5月28日(火)

日時:2019年5月28日(火)19:00~21:00頃まで

場所:桜美林大学四谷キャンパス

テーマ:老年学の意義を語る会

私たちはどうして老年学を知りたいのだろう? 

老年学から何を学び、誰に何を伝えようといているのだろう?
この原点に戻り、
老年学があると私たちはどう生きやすくなうのだろう?
ということを
「老年学のある社会VSない社会、老年学のある人生VSない人生」
という観点から見つめ直してみたいと思います。

冒頭に柴田先生から上記のテーマのヒントになる講話をいただき、
その後に自由討論の形式で。
当日のみなさまの活発なコメントをお待ちしております。

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は、研究会メーリングリストで行っています。研究会およびメーリングリストに参加ご希望の方は参加申込フォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。

第12回「みんなの老年学研究会」開催報告(2019年3月16日)

第12回「みんなの老年学研究会」開催のご報告です。

今回は、初めての一般公開で、柴田先生に特別ご講義をいただきました。

ご講演テーマ「長寿の嘘と罠」と題して、粗食美談の嘘・コレステロールばい菌説の嘘・高齢社会の罠について、ユニークな語り口でお話をいただきました。

ご講義のあとは、渡辺修一郎先生にもご登壇いただき、参加者とのクロストーク。ご質問、ご意見を活発にいただき、盛り上がりました。

参加者は33名。ご遠方から初めて参加された方もあり、新しい仲間との出会いも嬉しい研究会でした。

会場は、桜美林大学千駄ヶ谷キャンパスをお借りしましたが、いつものクラスルームではなく、ホールでしたので、プロジェクターやマイクの設備もばっちり。ちょっとおしゃれな空間で、それもまたナイス。落ち着いた雰囲気で充実した時間を過ごすことができました。

参加者アンケートでは、次回を期待する声を多くいただきました。是非また実現したいと思います。

研究会のご案内 2019年3月16日(土)

研究会のご案内 2019年3月16日(土)

日時:2019年3月16日(土)10:00~12:00

場所:桜美林大学四谷キャンパス 1Fホール

テーマ:<公開講座> 長寿の「嘘」と「罠」

講師:柴田博先生

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は研究会MLで行っています。参加ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。

 

<お誘い>

同日の午後、同四谷キャンパスで、下記の公開シンポジウムが開催されます。
併せてご参加いただくと、より有意義な一日になります。
参加希望の方は、各自で、主催者にお申し込みください。

第2回公開シンポジウム
「介護福祉領域における高齢者就労の展望」

主催者のお申し込みページはこちら

【お問合せ先】東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加と地域保健研究チーム
主催者発信のウェブページ(詳細が公開されています)

 

第11回「みんなの老年学研究会」開催報告(2019年1月17日)

第11回「みんなの老年学研究会」開催のご報告です。

今回のテーマは、10回に引き続き「高齢者の就労」でした。

まさに就活中の方や高齢者の就労支援に関わる方など、様々な立場からの意見があり、
お互いの視点を知ることができました。

今回は、新メンバーも加わり、総勢16名(柴田先生+参加者15名)の、熱気のある会になりましたこと、御礼申し上げます。
ここ数回、続々と新メンバーにご参加いただいていることもあり、
改めまして簡単に自己紹介と研究会の感想などを
シェアさせていただければと思います。


参加者の感想

★心に残った言葉「継続」「掘り起こし」
参加していただいたみなさんのそれぞれの立場や経験、知見から興味深いご意見を伺うことができ、刺激を受けました。
中でも、心に残ったのは「継続」と「掘り起こし」です。
高齢期の備えとしてはもちろん、フリーランスとして働くいま現在にも、この2つはとても重要なキーワードだと改めて。


第11回 研究会Report

テーマ「高齢者の就労」に関する深堀ポイントを考える

①「生活困窮者自立支援法」の相談窓口における、高齢者の求職の背景と実態

桜美林大学大学院老年学研究科の卒業生で、「品川区暮らし・しごと応援センター」の窓口で相談者の対応をなさってこられた森本真知子さんより、話題提供がありました。このセンターは平成7年4月に生活困窮者自立支援法が施行されたのを受けて発足された65歳以下の相談窓口にもかかわらず、多くの65歳以上の方も仕事を探して来所するそうで、様々な仕事を求める背景について、現実密着型のレポートがありました。

  • 「こんなに長く生きるとは思わなかったから、貯金が減り、年金も少ないし働かないとー」
  • 「年金はあっても、もう大人になった息子がニートや引きこもりなので働かないとー」
  • 「自営業のお店が成り立たなくなり、たたんだので他で働かないとー」
  • 「親が特養に入れないので、高い他の施設の費用を払うには働かないとー」

等々、切実な事情からいくつになっても働かなければならない人が少なくないことを話され、この窓口から高齢者向け無料就職相談所に繋いだり、ネットで仕事探しのお手伝いをしたりしていることを伝えてくださいました。 

②私たちは、高齢者の就労動機の実態をどこまで知っているのだろうか?
 どこにその実態を知るデータがあるのだろうか?

この日の参加者の中には、希望退職した上乗せ退職金や、ライフプランに基づいた老後資金を確保したうえで、次の仕事を求める方などの再就職先をマッチングしている公益財団法人の方もおり、就労動機の切実さがあきらかに違うという感想もありました。

また、中高年の女性たちに向けた上手な生き方をテーマにシンクタンクの活動をしている方からは、この活動に参加する65歳以上の女性たちは、お金のために働くというより、自分らしさの追求で時間を使い、その結果趣味の作品が売れたりすればさらに人生が充実するが、最近は50代ぐらいの女性の中には収入に結び付く活動が必要になっている方も増えてきているといお話があり、一見、富裕層であっても、時代とともに経済事情がじわじわと違ってきていることも実感させられました。

これらのお話だけでも、高齢者の就労と一口に言ってもその動機も背景も実に幅が広く、困窮のために働きたい群と、より自分らしい生き方のために働きたい群と、定年してもまだ引退は早いので仕事を探している群と、その他さまざまな理由の群と、どの群にどれくらいの求職人口がいるのか正しく知ることがまず私たちが突き当った初めの課題、宿題であることを確認しました。

また、それぞれの群に見合うような仕事の求人が群の種類だけ実際にあり、マッチングできるのか。なければ仕事のありそうなフィールドにうまく人をマネージングできるのか。さらに、仕事を作り出す(プロデュース)することはできないか。

これからの高齢者の就労支援には、「マッチング」「マネージング」「プロデュース」という3つのキーワードがあり、それぞれの課題別に好事例などを把握しながら広める取り組みが必要なのではないか、という一つの結論も出た研究会となりました。

  就労(プロダクティビティ)のためのスキル向上も含めて、
 『生涯発達』のカギは、継続である。

最後の柴田先生の老年学的まとめには、参加者全員が深く納得!

もう一つのこの日の話題は、高齢になっても働き続けるには、能力維持をどうするのか。そもそも能力維持がずっとできるのか、というテーマでした。

「60代後半、70代、80代となれば、若い人と競争はできない」というのも事実でありながら、女子大で英文学の先生を長く勤め、70代の今、小学校で英語指導の補助をしている方から、「おばあちゃんだからいいこともたくさんある」というお話をしてくれました。英語ができるできないより、学校生活で人間性を養うという面では、現役で時間的、精神的に余裕なく100%で働かなければならない先生より、おばあちゃんの出番。生徒のほうも面白がって、甘えながら楽しく頑張ってくれるとか。

この話を受けて出たのが、「仕事のスキルや稼ぐスキルって、高齢になるほど“生きる力” や“器用さ”がものをいうと思う」、という発言です。 「ずっと主婦できて、特別なスキルはないといえばないけれど、

器用に着物のリフォームを始めて、仕事にしている人もいます」。たしかに。そこへいくと、男性は生き方そのものが不器用ですよね。

ところで、老年学的に高齢者のスキル向上の問題をみれば・・・。

「生涯発達」における人格ではなく、スキルの部分に注目したバルテスの理論になります。

柴田先生からこの理論の解説がありました、IT技術やテクニカルといった「結晶性知能」だけでは、その人の仕事能力は測れず、一見技術だけにみえる仕事でさえも、「歳をとっても落ちない言語性知能」が陰で大きく働いている。以前、若いタイピストと高齢のタイピストはどちらが速くタイプできるかという実証をしたところ、予想は、やはり指の動きがだんだん鈍くなるので、若い方にはかなわないというもの。ところが、高齢者のほうが次にくる単語の予測能力が高いので、完全ブラインド打ちができなくなっても、

若い人にも劣らないという結果だったそうです。初めから、かなわないと思うか。その分何処でカバーできるか、己を知り、持てる能力を最大限にうまく使う知恵があるか。それがスキル高低の分かれ目であることを再確認させられました。

そして最後に柴田先生の「生涯発達」理論が登場! 先生は長年スーパー老人といえるような、年齢をかさねても高い実力とますます魅力的な仕事ぶりを示す方々を取材し、本にしていらっしゃいます。2016年には世界最高齢、当時95歳の現役ピアニスト、室井摩耶子先生を取材し、生涯発達を続けていらっしゃる方々の秘密を解明しました。 さて、その秘密とは? 何だと思いますか?

「継続です」。「新しいことにチャレンジしないと脳が鈍くなる、みたいな話がよくあるが、そうじゃない。生涯一つのことを継続し続ける挑戦。日々、“熟達”を目指す挑戦にこそ、生涯発達のカギがある」。「室井さんは毎日同じ音譜を弾いても、常に新しいものを発見している」と。

迷わない。揺らがない。そんなスピリットが腹に座ったとき、人生は深みも、高みも増すということを教わった日でありました。

(文責 発起人・萩原真由美)

研究会のご案内 2019年1月17日(木)

研究会のご案内 2019年1月17日(木)

日時:2019年1月17日(木)19:00~21:00頃まで

場所:桜美林大学四谷キャンパス

テーマ:高齢者の就労 パート2

前回取り上げたテーマをさらに掘り下げます!

 

 

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は研究会MLで行っています。参加ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。