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オンライン研究会のご報告(2020.8.8)

●日時:8月8日(土)14時~16時

●テーマ:新しい生活様式と老年学

●ゲスト:公益財団法人ダイヤ高齢社会研究財団 主任研究員 澤岡詩野先生

 

 

<参加者のご感想>

杉本享子さん

澤岡先生、ご発表、ありがとうございました!
研究材料である貴重な情報を私たちと共有してくださって本当に感謝です!
また、先生のお声と話し方も聞き取りやすく、説明の内容も分かりやすく私のような素人も大変興味深く伺うことができました
今まで声をかけることもなかった同じマンションの住人への思いやり会えないなら絵葉書でと、友人に思いを馳せる気持ち。
Zoomお茶会で顔を見て声を聴いただけでホッとする心
日々の煩雑さの中で置き去りになっていた感情に、図らずもコロナの”おかげ”で気づくことができたのですね
コロナ禍に置かれた高齢者がどんな気持ちでどんな対応をとったかを澤岡先生のレポートから垣間見ることができました先生のご主張のとおり、気持ちや生活様式の変化をIT技術が大きく支えました
その恩恵を受けられるか否かは、生活の質や将来の暮らし方にも差をつけます今後の介護従事者には、高齢者の情報格差を減らすための仕組み作りも求められますね
ただ、当然のことながら、「便利」や「快適」の裏には提供者=支配者の思惑が潜みます
精神科医の斎藤環氏が「自粛の倫理の定着への懸念」というコラム(7月9日東京新聞)で
感染症が政府のプロバガンダに使われてきた歴史に言及しています
また氏は、「パンデミックが過ぎたら、積極的に忘れて”三密”を回復すべき」と主張しています
私も、群れの動物である人類はやはりテレワークよりも、満員電車に揺られてでも一つ所に集まって「触れる」「気配を感じる」ことの方が本来なのだと思います
私は、誰よりもIT技術の恩恵に浴している一人です
30年余、電子技術とIT産業の発展を翻訳という仕事をとおして見てきました
しかし、「便利」の追求の先に人類の存続はあるのかという疑問が近年脳裏をかすめます柴田先生が指摘されたように「地球上で人間の存在を考えるべき」時なのかもしれません
澤岡先生の発表の感想からあらぬ方向へ話が外れてしまい、申し訳ありません!澤岡先生、本当にありがとうございました!
ご著書、拝読いたします
(私も季節の便りには経費と時間を使っています。それでも一昨年前から数百枚のXマスカードをeカードに変えることができました。これもIT技術のおかげですね(^^;)
これからもご活躍をお祈りいたします

 

 

松島光子さん

澤岡先生のお話、初めて伺いましまた。
「新たな生活様式と言いながら、手段が語られている」と言われたのに、「やっぱり」と内心拍手。連日プレス発表される情報の中、高齢の方々は身のまわりに存在する手段や技術を使って、あるいは身につけて、自ら新たな空間や時間を手に入れている事がわかりました。

いつの頃からか葉書を出さなくなってしまっている私、後期高齢者層の先輩方へ二行書き程度の葉書を出して、微々たる「ふれあい」をプレゼントしようと思いました。
柴田先生の「人間の存在を考えるべき時」は、これから生きる為の テーマだと深く感じました。

 

 

オンライン研究会のご報告(2020.6.6)

日時:6月6日(土)14時~16時

テーマ:健康寿命の落とし穴

前回に引き続き、オンラインでの開催でしたが、今回は柴田先生もご一緒してくださいました…!!

<参加者のご感想>

遠田 恵子さん

柴田先生のお話は、いつも私に「反省」を促し、「気づき」をもたらしてくださいます。
反省でいえば、「比較できるデータかどうかの検証が必要」というご指摘。自分の論や主張を正当化するために、都合のいいデータをもってきてはいないか。本来比較できないものを強引に並べ立て、受け手に誤解を与えてはいないか。ミスリードしてはいないか。放送の現場に身を置くものとしては、背筋が伸びる思いがしました。
そして、たとえ寝たきりであっても健康度自己評価が高い人は長生きで幸福感も増すという興味深いお話。何をもって「健康」といい、「幸せ」というのか。深く深く考えさせられます。
この春卒寿を迎えた故郷の母が、自身の健康や幸福についてどんな思いを持っているの か、一度じっくり聞いてみたいと思いました。さん

森本 真知子さん

柴田先生、渡辺先生本日はありがとうございました。調査で本当の実体を表すことができているかどうかを読み解く力の大切さを改めて学びました。これからもご指導いただきたい、柴田先生のお話を伺いたいと切に願うところです。
さて、ウイズ コロナの時代に高齢者が社会貢献を含め、社会活動への参加に変化があるのか、健康寿命との関係はどうなのかを見つめていきたいと思います。また、殿原さんもお話しされたように、「繋がりたい」という気持ちもお互いに強くなったのかと思います。私は今まで話したこともない住民とあいさつ、立ち話、物々交換等が増えました。今までよりも高齢者が地域で心豊かに生活できる時代の到来に期待したいです。
島影様、いつもありがとうございます。フィットネス頑張つてくださいね。


川柳。「おろしたて、服着る機会、オンライン」

<研究会レポート>

2020 6.6    第18回 健康寿命の落とし穴 (出席者数 17名)

レポーター 萩原真由美

 オンラインで交流するみんなの老年学研究会もこれで2回目。なかなか対面で会えない中、お互いの顔が見られるだけでも喜びであるうえ、柴田先生のお話を聞けるのは新鮮で、発見やワクワクも多く、オンライン・トライを続けてよかったの一言です!
今回のテーマは「健康寿命の落とし穴」。

 「健康寿命をどう測っているのか、知っていますか?」という柴田先生からの厳しいご質問に答えられなったところから、このテーマが始まりました。

 国民生活基礎調査の質問票(別紙PDF参照)にある「あなたは現在、健康上の問題で日常生活に何か影響がありますか」という質問に、1(ADL)日常生活動作、2外出、3仕事・家事・学業、4スポーツを含む運動、5その他の1つでも影響を受けることがあれば、もうそれだけで健康寿命が失われているされる可能性があるらしい。これでは、近頃ひざが痛いからスポーツはできないというだけの人も該当することに気付き、高齢者の大半が該当してしまうのではないかと驚きました。

 厚生労働省のヘルス・ネットには、健康寿命とは「WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間」と記されており、「国連の世界保健機関(WHO)は健康寿命という新しい寿命の指標を取り入れました。これまでの平均寿命はいわゆる「寝たきり」や「認知症」といった介護を要する期間を含むため、生涯の健康な時期とに大きな開きがあることが指摘されておりました」とも書かれています。

 つまり、ひざが痛くてもひざサポーターやリハビリ体操などをしながら、日常生活はしっかり自立してこなしている人も、「寝たきり」や「認知症」といった介護を要する期間の人と同じ扱いになるのでは? そんな疑惑と、老化現象が出てくれば、もう健康寿命はなくなってしまうか?という連鎖的???で、誰もが仰天気分に陥った時間がありました。

 しかし、2000年にWHOが健康寿命(health expectancy)という用語を創出した背景には、それ以前にすでにWHOが提唱していた、高齢者の健康は疾病の有無ではなく、「生活機能における自立」を指標とすべきであるという概念を牽引する経緯があった。長生きすれば体の不具合が生じたり、病気になったりしやすいわけですから、「生活機能」を障害しない病気は必ずしも不健康の指標にはならないという考え方であったことを聞き、厚生労働省の前述の表現と大きな乖離があることを痛感しました。

 老化だけで健康寿命を失うことはなく、エンカレッジやレジリエンスを重視する老年学から見れば、足腰に不具合があっても電動自転車があればどこへでも行け、少しヘルプしてもらえばZOOMでいろんなひとと交流もできるような、「道具を活用した自立であっても、周囲の支えに助けられた自立であっても、‘健康寿命’である」との提言に、改めて心打たれたのでした。

 実は厚生労働省も私たちが感じたような疑惑に対し、2018年12月に「健康寿命のあり方に関する有識者研究会」を設け、2019年3月の報告書で日常生活動作、外出、仕事、家事、学業、運動等に制限があるものの、要介護2以上の認定を受けるまでは「日常生活動作が自立している期間の平均(健康寿命の期間)」とする“補完的指標”を提案してはいます。しかし、介護保険データというまったく異なるデータを指標に組み込んでいる点には留意が必要であると報告書の冒頭で述べています。この補完的指標を用いれば、現在、男性約9年、女性約12年と言われた健康寿命と平均寿命との差が、平均約6年になるようです。これがまた、政府が健康寿命と平均寿命との差を3年縮める目標を立てていることと符合してしまうことに、小さな違和感を覚えてしまうのは、私だけでしょうか?

 さて、もう一つ、健康寿命のデータにはすごい落とし穴がありました。それが都道府県別健康寿命比較データです。

 都道府県別健康寿命といえば、年度ごとに「うちの県は健康寿命がよそより長い」、あるいは「短い」と、マスコミをにぎわせる話題のデータです。しかし、このデータはまず、都道府県別の回答率が公表されていません。

 しかも、目からウロコだったのは、柴田先生の次のご指摘。「行政からのアンケートというのは、住民の行政への信頼度によって回収率が異なるものである。行政への信頼が大きいところは、いろいろ行政に協力し、アンケートにも答えておけば、それがまた住民のためのサービスにつながるかもしれないと、一般的には回収率も高くなります。反対に、どうせ何を言っても、何にもしてくれないと住民が思っているところでは、回収率も低くなる」。

 この結果、とんでもない矛盾したアンケート集計が作られることになる危険があるのです。例えば、住民にどんな困りごとがあるかを聞くアンケートが行われたと仮定すると、行政への期待が高いほど、いろいろな困りごとを寄せてきて、行政に期待していないところほど、回収率も低いため、上がってくる困りごとも少なくなります。つまり、行政がちゃんとやっている県のほうが困りごとが多く、やっていないほうが少ない結果に。マスコミはただ「○○県が住民の困りごと数のトップ」と書いて話題にしますから、全国的評判は事実と反対に・・・。

 「健康上の問題で日常生活に影響があるか」という健康寿命に関するアンケートにも、一生懸命真面目に答えて回収率の高いほど、健康寿命を失い、どうせ真面目に答えても見返りがないからと回収率の低い県ほど、健康寿命が長く出るかもしれないのです!? こんな結果を並べて、都道府県別に比較しているのが現状だったのです。

 知らなかったことばかりの今回の老年学の学び。やっぱり時々、柴田先生のお話を聞かないといけないな~、つくづく思わされた研究会でした。

オンライン茶話会のご報告(2020.4.9)

緊急事態宣言下、みんなの老年学勉強会も開催ままならず、試行的にZOOMを使ってオンライン茶話会を開催しました。

パソコン、スマホ、タブレットなど、端末は様々。外出自粛要請を受けての開催ですから、殆どが自宅での参加です。

久しぶりの顔合わせに、笑顔がこぼれました。

テーマは「メチニコフと腸内細菌と老年学。と、私たちの今」 です。

洗濯物がつるしてあったり、ご家族が後ろを通り過ぎたり、生活感あふれる勉強会でありましたが、是非また開催しましょうということになりましたので、近日次のご案内ができると思います。


メチニコフと私たち          (萩原真由美 2020年4月11日)

<今、改めてメチニコフの存在を意識した理由>

 新型コロナウイルス感染症に対して、少しでも免疫力を高めておくには腸内環境をよくしていくことが大事。このような発想から腸内細菌に関する記事を書くことになり、深く痛感しているのは、人間という生き物は、生命体として誕生した時から細菌などの微生物と共存しており、今でも私たちは腸内細菌に生かされているという事実です。

 ご存知でしょうか。日々のウンチの3分の1は、自分の腸の中にいる腸内細菌の死骸だということを。1人の腸内に100兆個とも1,000兆個ともいわれる腸内細菌は、実はものすごいスピードで細胞分裂しており、1個の細菌は3日で死ぬそうです。その次々と死んでゆく細菌の死骸がウンチの中に排泄されているんだとか。常にフレッシュで元気な腸内細菌がつくる消化酵素やある種のアミノ酸、短鎖脂肪酸、ビタミンB群やK、アドレナリン、セロトニンなどのホルモンや、腸管免疫に関する腸内細菌のサポートがなければ、私たちは健康で生きてはいけないことを再確認し、ワナワナ、ビックリのひと時がありました。

 しかも、同時にハッと気がつかされたのが、このような腸内細菌や腸管免疫研究のパイオニアの1人にE・メチニコフがいたことです。メチニコフといえば、私たちにとっては老年学(gerontology)と死生学(thanatology)の名付け親。老年学はメチニコフから始まったと教わっています。

彼は、1886年にできたロシア初の細菌学研究所の所長を務めた後、パリのパストゥール研究所に移り、やがてパストゥールの後継者として所長を務めた科学者であり、1908年には食細胞と免疫の研究でノーベル賞をもらった科学者ですから、腸内細菌や腸管免疫を調べていてこの名前に出会うのは、当たり前といえば当たり前なのですが、そんなフィールドの科学者がなぜ、老年学(gerontology)や死生学(thanatology)を提唱するに至ったのだろうかという、老年学研究科に入った時から抱いていた疑問が甦ってきたのです。このような疑問を胸中におきながら、今、結局は感染症との闘いで、いかに人類が脆弱であるかを知らされている私たちのこの世界と、メチニコフが老年学を提唱した経緯などを話題にしながら、おしゃべりができないかと思った次第です。

(PS)

ちなみにメチニコフはヨーグルトの研究でノーベル賞をとったように言われることも少なくないようですが、彼の研究はあくまで「食細胞(白血球)と免疫」の研究でした。1907年に発行された著書「長寿の研究 楽観論者のエッセイ」でヨーグルトに含まれる乳酸菌に腸内の腐敗菌の増殖を抑える働きがあると言及し、独自の“ヨーグル不老長寿説”を唱えたのを受けて、1908年にニューヨークタイムスがメチニコフの記事を掲載。これを機に、多くのメディアがヨーグルトと長寿の可能性を誇大宣伝したので、メチニコフがヨーグル研究者のように世界中から思われるようになったようです。

※本日は、ここまで。なぜ、腸内細菌と免疫の科学者メチニコフが老年学(gerontology)

と死生学(thanatology)を提唱したのか。そのヒントのほんの一端について、また日を改めてメモ書きしてみたいと思います。

<参考文献>

光岡知足. 人の健康は腸内細菌で決まる!. 技術評論社(2011)東京

須藤 信行. 脳機能と腸内細菌叢. 腸内細菌学雑誌2017 ;(31):23-32
三好真琴ら. 腸内細菌と脂質代謝. 静脈経腸栄養2013;28(4):9−15

安藤 朗. 腸内細菌の種類と定着
その隠された臓器としての機能. 日内会誌2015;(104):29~34

(オリガ・メチニコフ. メチニコフの生涯.)

Olga
Metchnikoff. Life of Elia Metchnikoff. London Constable and Company LTD.(1921)

https://bandscorp.jp/learn/labo/function/01/ 乳酸菌生成エキス研究室

https://www.shiseido.co.jp
› 脳腸相関LABO /資生堂

【緊急】3月14日公開講座は延期になりました

先般よりお知らせしておりました、みんなの老年学研究会・一般公開講座
「終末期に寄り添う看護師が語る『死』の授業」(3/14予定)ですが、
新型コロナウイルス感染拡大を予防する観点から延期の運びとなりました。

なお、延期の日程につきましては感染者数や感染症例等を考慮したうえで判断し、
あらためて「みんなの老年学研究会」お知らせいたします。
※申込みフォームより参加ご登録いただいた皆様には個別にメールご連絡させていただいております。

すでに大勢の方にエントリーいただいていたところ,大変申し訳ありません.
つい先日,前田さんともお打合せさせていただき,
非常に深い内容になる手ごたえをますます実感し,
この3月の会が見送りとなったとしても,企画としては必ずや…と
思いも新たに…といったところでございます.

周囲のお友達,お知り合いを誘っていただいた方もいらっしゃるかと思います.
申し込みフォームからエントリーいただいた方々にはこれから
メールでご連絡申し上げますが,なにぶん手作業のため,
タイムラグが生じる可能性がございます.
ご無理のない範囲で,公開講座延期の周知にご協力いただけますと大変ありがたいです.

一日も早く収束に向かい,みなさまとまたお会いできる日を
楽しみにしております.

引き続きどうぞよろしくお願いいたします.

【延期】公開講座のご案内 2020年3月14日(土)

※本講座は、延期を決定させていただいております(2020.2.22)

みんなの老年学研究会では、3月14日(土)に桜美林大学四谷キャンパス1Fホールにて公開講座として「死の授業」を開催します。

ちょうど1年前の同じ頃、柴田先生に「 長寿の『嘘』と『罠 」というテーマでご講演をいただき、大好評を博しましたが、続く第2回目の公開講座となる今回のテーマは「『死』の授業」です。

終末期に寄り添い、家族の物語をつむぐために奔走する介護保険外サービスの訪問看護ステーション「かなえるナース」代表の前田和哉さんを講師にお招きし、終末期の心と身体の看護、そして”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程についてお話しいただきます。

昨年は「人生会議」のポスターが物議をかもし、おかげで、終末期について思いをめぐらせた方もいらっしゃるかもしれません。

ACPとか、人生会議とか言うけれど、終末期と「死」に寄り添ってみて、はじめてわかることがあります。でも、そもそも、終末期って、いつから始まるのでしょう?人の最期の最期にも、まだまだ選択肢があることも、体験してみないと、話を聞いてみないと、わからないことがたくさんあると実感していただけるはずです。

終末期や看取りに関する仕事や研究をなさってる方はもちろん、そうでない方も、自分の事ととして、親の事ととして、仕事で支援している高齢者の方々の事として、ぜひ、お話を聞きにいらしてください!

▼お申込みはこちらをクリック▼(延期によりリンクは解除しております)

よろしくお願い申し上げます。


公開講座概要

日時:2020年3月14日(土)13:30~16:00(開場13時)

場所:桜美林大学四谷キャンパス 1Fホール

最期まで、一人ひとりが”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程に寄り添う看護師だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。プログラム2では、「死」の授業を受けたフロアの意見や疑問とキャッチボールしながら、老年学の立場から終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。

<プログラム1>終末期に寄り添う看護師が語る! 「死」の授業

講師:前田 和哉氏(看護師・保健師/かなえるナース 代表)
聖隷浜松病院のICUに勤務し、多くの生と死を現場で経験。”生きる人”と”生かされる人”の現実を日々体験した後に、訪問看護の世界に移行。「医療+介護ケア」の重要性を確認し、現在は公的介護保険外サービスの訪問看護として、終末期の人々の希望をかなえるサービスに挑戦中。

  • 医療機関で迎える多くの人の「死」
  • 終末期の心と身体の看護とは
  • 多くの人が知らない、たくさんの選択肢
  • 安楽死 と 尊厳死 と 平穏死
  • 選んでほしいのは、満足死

最期まで、一人ひとりが、“自分らしく” 満足して生き、死を迎える過程に 寄り添う 看護師 だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。

<プログラム2>パネルディスカッション 
老年学と多死時代の選択

「死」の授業を受けたフロア の意見や疑問 とキャッチボールしながら、 5 人のパネラーを交えて 終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。

パネリスト(予定):
柴田博先生(桜美林大学名誉教授)
渡辺修一郎先生(桜美林大学大学院老年学研究科教授)
吉澤明孝先生(要町ホームケアクリニック院長)
前田和哉氏(介護保険外サービス訪問看護ステーションかなえるナース代表)
島影真奈美氏(「子育てとばして介護かよ」著者)

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は研究会MLで行っています。参加ご希望の方はお問い合わせフォームにご入力のうえ、お申込みください。

ご案内PDFダウンロードはこちらをクリック

研究会のご案内 2019年7月20日(土)

日時:2019年7月20日(土)14:00~16:00

場所:桜美林大学四谷キャンパス

テーマ:主観的健康感と主観的幸福感の再確認

老いの不安に負けず、自分らしくいつまでも生き切るために不可欠な高齢期の心理的概念が「主観的健康感と主観的幸福感」ではないでしょうか。
謙虚でありながら、自分の人生を肯定でき、家族でも、ご近所でも、仕事を通じてつながる顧客や関係者でも、誰かしらこれからもまだまだ幸せにしたいと思っている人。
そんな人が「主観的健康感と主観的幸福感」が高いのではないかと、近頃漠然と感じています。

柴田博先生に、「主観的健康感と主観的幸福感」について、ご講義をいただく予定です。先生の深くて、そして目からウロコの鋭いご講義を聞いた後、参加者でフリートーキングを行いたいと思います。

初めてこの概念に触れる方はもちろん、老年学に造詣があり、知っているつもりの方も、柴田先生のご講義からは、また必ず違う気づきと理解が生まれるはずです。

皆様のご参加をお待ちしております。

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は、研究会メーリングリストで行っています。研究会およびメーリングリストに参加ご希望の方は参加申込フォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。

第13回「みんなの老年学研究会」開催報告(2019年5月28日)

平日夜間の開催でしたが、多くの方にご参加いただきました。初めてのご参加も4名!ご興味をお持ちいただき、感謝申し上げます。

今回は、柴田先生のご講義(20分程度の超速レクチャー)と、初めての試みのワークショップ形式で行いました。

ワークショップでは、自己紹介から始まり、3つのお題で意見を出しあい、各班の発表者が全員に共有するという流れ。最後は、柴田先生、渡辺先生にも応用老年学の見地からのご解説をいただき、とても実りある研究会になりました。

今回、アンケート&プロフィールということで、各人1枚書いていただきました。その内容は、HP掲載の許諾を得て、別途ご紹介します。

研究会のご案内 2019年5月28日(火)

研究会のご案内 2019年5月28日(火)

日時:2019年5月28日(火)19:00~21:00頃まで

場所:桜美林大学四谷キャンパス

テーマ:老年学の意義を語る会

私たちはどうして老年学を知りたいのだろう? 

老年学から何を学び、誰に何を伝えようといているのだろう?
この原点に戻り、
老年学があると私たちはどう生きやすくなうのだろう?
ということを
「老年学のある社会VSない社会、老年学のある人生VSない人生」
という観点から見つめ直してみたいと思います。

冒頭に柴田先生から上記のテーマのヒントになる講話をいただき、
その後に自由討論の形式で。
当日のみなさまの活発なコメントをお待ちしております。

研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は、研究会メーリングリストで行っています。研究会およびメーリングリストに参加ご希望の方は参加申込フォームからご連絡いただけると幸いです。世話人より折り返しご連絡差し上げます。