※本講座は、延期を決定させていただいております(2020.2.22)
みんなの老年学研究会では、3月14日(土)に桜美林大学四谷キャンパス1Fホールにて公開講座として「死の授業」を開催します。
ちょうど1年前の同じ頃、柴田先生に「 長寿の『嘘』と『罠 」というテーマでご講演をいただき、大好評を博しましたが、続く第2回目の公開講座となる今回のテーマは「『死』の授業」です。
終末期に寄り添い、家族の物語をつむぐために奔走する介護保険外サービスの訪問看護ステーション「かなえるナース」代表の前田和哉さんを講師にお招きし、終末期の心と身体の看護、そして”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程についてお話しいただきます。
昨年は「人生会議」のポスターが物議をかもし、おかげで、終末期について思いをめぐらせた方もいらっしゃるかもしれません。
ACPとか、人生会議とか言うけれど、終末期と「死」に寄り添ってみて、はじめてわかることがあります。でも、そもそも、終末期って、いつから始まるのでしょう?人の最期の最期にも、まだまだ選択肢があることも、体験してみないと、話を聞いてみないと、わからないことがたくさんあると実感していただけるはずです。
終末期や看取りに関する仕事や研究をなさってる方はもちろん、そうでない方も、自分の事ととして、親の事ととして、仕事で支援している高齢者の方々の事として、ぜひ、お話を聞きにいらしてください!
▼お申込みはこちらをクリック▼(延期によりリンクは解除しております)
よろしくお願い申し上げます。
公開講座概要
日時:2020年3月14日(土)13:30~16:00(開場13時)
場所:桜美林大学四谷キャンパス 1Fホール
最期まで、一人ひとりが”自分らしく”満足して生き、死を迎える過程に寄り添う看護師だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。プログラム2では、「死」の授業を受けたフロアの意見や疑問とキャッチボールしながら、老年学の立場から終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。
<プログラム1>終末期に寄り添う看護師が語る! 「死」の授業
講師:前田 和哉氏(看護師・保健師/かなえるナース 代表)
聖隷浜松病院のICUに勤務し、多くの生と死を現場で経験。”生きる人”と”生かされる人”の現実を日々体験した後に、訪問看護の世界に移行。「医療+介護ケア」の重要性を確認し、現在は公的介護保険外サービスの訪問看護として、終末期の人々の希望をかなえるサービスに挑戦中。
- 医療機関で迎える多くの人の「死」
- 終末期の心と身体の看護とは
- 多くの人が知らない、たくさんの選択肢
- 安楽死 と 尊厳死 と 平穏死
- 選んでほしいのは、満足死
最期まで、一人ひとりが、“自分らしく” 満足して生き、死を迎える過程に 寄り添う 看護師 だから語れる十人十色の「死」の話を聞いてみませんか。
<プログラム2>パネルディスカッション
老年学と多死時代の選択
「死」の授業を受けたフロア の意見や疑問 とキャッチボールしながら、 5 人のパネラーを交えて 終末期医療や自分らしい死の迎え方を考えます。
パネリスト(予定):
柴田博先生(桜美林大学名誉教授)
渡辺修一郎先生(桜美林大学大学院老年学研究科教授)
吉澤明孝先生(要町ホームケアクリニック院長)
前田和哉氏(介護保険外サービス訪問看護ステーションかなえるナース代表)
島影真奈美氏(「子育てとばして介護かよ」著者)
研究会でのディスカッションに役立つ資料共有や情報交換は研究会MLで行っています。参加ご希望の方はお問い合わせフォームにご入力のうえ、お申込みください。
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