第10回「みんなの老年学研究会」開催のご報告です。
今回のテーマは、「高齢者の就労」です。
議論の前に、高齢者の就労実態についてある程度共通イメージを持つことを目的に、下記資料のお話しがありました。
ディスカッションで出た意見
- 感謝しながら働く高齢者の姿が、若いスタッフの人材育成に役立っているのではないか?
- スポットライトが当たるのは、輝くシニア。でも、現実はもっと厳しいのでは?
- 「仕事をしないと満足な生活ができない」という国の施策に問題があるのではないか
- 高齢者が増えれば「能力」に対する意識も変わっていくのでは?
- 高齢者の就労は果たして、社会に役立っているのか?
- 高齢者の就労をめぐる「意識の差」をどう考えるか
- 加齢にともない、失われていくスキル、失われないスキル。
- 失われていくスキルをどう補うか?
- 高齢期、どうスキルアップするのか? 若いときと同じではないとすればどうすればいいのか。
- IT活用でフォローできる部分もあるのでは?
- 世代間の問題をどうとらえるのか
などなど。
上記は前回のディスカッションのごく一部を切り出したものですが、「高齢者の就労」をめぐり、さまざまな切り口、視点が登場しました。
次回はここからさらに一歩、それぞれの現場でのご経験や
知見を持ち寄りながら、議論を深めていければ幸甚です。